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認知症高齢者徘徊について

認知症患者数

65歳以上の高齢者の認知症有病率(2010年の推定値)→約439万人
厚生労働省は、認知症患者が2025年には700万人を超えるとの推計を発表しました。
65歳以上の高齢者のうち、実に5人に1人が認知症になる計算です。

行方不明者数

全国の行方不明者数(認知症やその疑いのある行方不明者として届出のあった人数)
平成24年 9,607人 平成25年 10,322人 平成26年10,783人 平成27年 12,208人

65歳以上の高齢者における認知症の現状(平成22年時点の推計)

  1. 要介護認定されている認知症高齢者(日常生活自立度Ⅱ以上)
  2. 要介護認定されている認知症高齢者(日常生活自立度Ⅰ)または、要介護認定を受けていない認知症高齢者
  3. MCIの高齢者
  4. 健常者

認知症の前段階である軽度認知症(MCI)の高齢者も約400万人いると推計されます。
65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍となる計算です。

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実際に起こった事故など

2007年愛知県大府市において認知症で徘徊中の男性(当時91歳)が列車にはねられ死亡するという痛ましい事故が起こりました。
その後、JR東海が損害を受けたとして遺族に約720万円の賠償を求めた訴訟が最高裁まで争われています。また、不審者として職務質問したが認知症とわからずスルーしてしまい、その後事故にあうという事例もあります。
身元不明者が市町村において保護され、長期間にわたり身元が確認されず保護が継続されているケースも社会問題となっています。

認知症高齢者対策に関する通達

orange.jpg(36658 byte)平成26年9月19日厚生労働省老健局長名による「今後の認知症高齢者等の行方不明・身元不明に対する自治体の取組みの在り方について」という通知が各都道府県知事宛に出されました。
その中に、平成26年6月5日の警察庁発表による認知症の行方不明の状況や、昨今の新聞報道等による身元不明のまま保護されている認知症高齢者がいるという問題については、社会全体で認知症の人を支えていく、 いわば「認知症の人を支える地域包括ケアシステムの構築」を目指す上での大きな課題であると書かれています。
また、認知症に係る行方不明者の早期発見・保護については、警察庁からも各都道府県警察に「認知症に係る行方不明者発見活動の推進につて」という通達が平成26年6月5日警察庁生活安全局生活安全企画課長通知として出されています。
このように認知症高齢者等の行方不明・身元不明は大きな社会問題として取り上げられています。